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年中行事
正光院の恒例の行事を下記の日程で行います。
1月1日
修正会
1月28日
新春初不動護摩祈祷法要
- 午後1時半より
- 御祈祷志納
- 護摩札一本につき三千円
年が明けて初めて迎える不動明王の縁日28日に、この一年の息災を祈って不動明王を本尊として護摩祈祷を厳修いたします。
私達の日常生活は、亡くなった方々をはじめご先祖様への追善供養という報恩謝徳の日々の信心と、それに現実の生活の向上永続を願って努力精進を重ねる、前向きのひたむきな未来への祈りの心がおりなす宗教生活をくりかえしています。
家族みんなが病気もせず、健康で明るい楽しい生活をして天寿を全うすることを願うことは、時代や国を問わず、人類共通の願いです。これにはひとえに自分自身の努力がなければなりませんが、同時に宇宙の真理であるみ仏に祈願して発願する心(以我功徳力)と、その心に感じてより一層の力を頂くこと(如来加持力)と、そして大宇宙の大きな因縁の力(及以法界力)の三つの力が合致したときはじめて実現するものです。
年のはじめのお不動さまのご縁日のこの護摩祈祷に、皆様もどうぞ参列のうえ、ご一緒にこの一年を無事息災で過ごせますよう、そして大難は小難でのがれますようにご祈願をしましょう。
3月19日
春季彼岸法要
- 午後1時半より
境内の紅梅も散り、白いしだれ梅が満開となり、沈丁花の甘いかすかな香りの中に春の訪れを感じる時節。恒例の春季彼岸法要を厳修いたします。是非、法要参列のうえ、ご焼香下さいますようご案内致します。
7月19日
盂蘭盆施餓鬼法要
- 午後1時半より
夏のお盆の行事、施餓鬼の法要は単にご自身のご先祖供養だけでなく、沢山のお坊さんにより、ありとあらゆる御霊を供養し、その功徳により皆様のご先祖様のご供養と世界の平和を願う法要です。毎年、本山布教師の方々をお迎えしてご法話をいたします。是非、法要参列のうえ、ご焼香下さいますようご案内致します。
9月23日
秋季彼岸法要
- 午後1時半より
暑さ寒さも彼岸まで。九月に入って夏の名残を惜しむような蝉の鳴き声と同時に、涼しくなった夜には秋の虫の声が聞こえてきます。都会の中でも季節の移り変わりを実感できるこの時節の彼岸法要。
秋きぬと 目にはさやかに 見えねども
風の音にぞ おどらかれぬる
古今和歌集 藤原敏行の詠んだ歌です。秋が来たと目にははっきり見えないけれども、夏のころとは微妙に違う風の音で、秋の到来にはっと気づいたと歌っています。日本人は古来より虫の声や風のにおいに季節の移り変わりを感じてきましたが、近年では、ここ港区でも多くの高層ビルのせいで海からの風の流れが変わり、昔のような心地よい風も届きにくくなりました。
年内最後の法要です。参列、焼香のうえお墓参りに行きましょう。